![]() オーディオ再生機器におけるクリック及びポップノイズを低減するシステム及び方法
专利摘要:
電源投入及び電源切断動作時のクリック及びポップノイズを低減または除去するオーディオシステム。より具体的には、オーディオシステムは、入力オーディオ信号を受信するように適合された入力と、関連付けられたスピーカの増幅出力オーディオ信号を生成するように適合された出力とを含む増幅器を含む。オーディオシステムは更に、関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、増幅器の出力にDC電圧を印加、または増幅器の出力からDC電圧を除去するように適合されたノイズ低減回路を含む。増幅器の出力におけるDC電圧は、DC参照電圧ソース、及び/または入力オーディオ信号から生成され得る。 公开号:JP2011511576A 申请号:JP2010545176 申请日:2009-01-29 公开日:2011-04-07 发明作者:ミャオ、グオチン 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H03F1-00
专利说明:
[0001] 本開示は概してオーディオ機器及びシステムに関し、より具体的にはオーディオ再生機器におけるクリック及びポップノイズを低減するシステム及び方法に関する。] 背景技術 [0002] 多くのオーディオシステムでは、オーディオ機器の出力はキャパシタを介してスピーカに結合され、これは一般的に直流(DC)ブロッキングキャパシタまたは交流(AC)結合キャパシタと呼ばれる。通常、オーディオ機器の出力は、オーディオ信号と、関連するDCオフセット電圧とからなる。オーディオ機器をオンする前、AC結合キャパシタの両端の電圧は、通常はゼロ(0)ボルトである。オーディオ機器がオンとされると、オーディオ機器は、AC結合キャパシタを、関連するDCオフセット電圧に充電する。] [0003] AC結合キャパシタを充電することは、人間に聞こえる範囲内の周波数成分を通常有する上昇電圧を生成する。これらの周波数成分は一般的に、スピーカの出力において望ましくないノイズを作りだし、これは関連する技術分野において一般的に“クリック及びポップ”ノイズと呼ばれる。同様に、オーディオ機器がオフされる際には、AC結合キャパシタの電荷の減少もまた、人間に聞こえる範囲内の周波数成分を一般的に有する下降電圧を生成する。この場合もやはり、これらの周波数成分は、スピーカの出力において望ましくないクリック及びポップノイズを作り出す。このことについては、以下の例を参照しつつ、より良く説明される。] [0004] 図1は、典型的な一般的なオーディオシステム100のブロック図を示す。オーディオシステム100は、AC結合キャパシタCACを介してオーディオ信号をスピーカ150に伝える。本例では、オーディオシステム100は、第1オペアンプOPA1、第2オペアンプOPA2、並びに抵抗R1A、R1B、R2A、及びR2Bからなる。第1オペアンプOPA1は、入力オーディオ信号を増幅する機能を有し、この入力オーディオ信号は差動信号Vim及びVipとして構成され得る。第2オペアンプOPA2は、第1オペアンプOPA1の出力において参照DC電圧Vrefを生成するボルテージ・フォロワ(voltage follower)として構成される。この電圧Vrefは一般的に、第1オペアンプOPA1の出力におけるオーディオ信号のダイナミックレンジを最適化し、または改善するために、Vdd/2に設定される。] 図1 [0005] 抵抗R1A及びR1Bは、入力オーディオ信号Vim及びVipから見た第1オペアンプOPA1への入力抵抗として働く。抵抗R2Bは、第2オペアンプOPA2によって生成された参照電圧Vrefから見た第1オペアンプOPA1への入力抵抗として働く。抵抗R2Aは、第1オペアンプOPA1についてのフィードバック抵抗として働く。] [0006] オーディオシステム100がオンされる前、AC結合キャパシタCACの両端の電圧は通常、約ゼロ(0)ボルトである。第1及び第2オペアンプOPA1〜2が、EN1及びEN2の電源入力を通じてまずオン状態とされると、AC結合キャパシタCACの両端の電圧は、ゼロ(0)ボルトから参照電圧Vrefに向かって上昇し始める。通常、この変化する電圧は、人間に聞こえる範囲内にある周波数成分を有する。これは通常、スピーカ150の出力に、望ましくないクリック及びポップノイズを作り出す。] [0007] オーディオシステム100がオフされる際には、AC結合キャパシタCACの両端の電圧は、参照電圧Vrefからゼロ(0)ボルトに向かって減少する。同様に、この変化する電圧は通常、人間に聞こえる範囲内のある周波数成分を有する。これもまた、スピーカ150の出力に、望ましくないクリック及びポップノイズを作り出す。] [0008] 本開示の側面は、電源投入及び電源切断動作時のクリック及びポップノイズを低減または除去するオーディオシステムに関する。より具体的には、オーディオシステムは、入力オーディオ信号を受信するように適合された入力と、関連付けられたスピーカのための増幅出力オーディオ信号を生成するように適合された出力とを含む、オペアンプのような増幅器を備える。オーディオシステムは更に、関連付けられたスピーカによりクリック及びポップノイズが生成されることを低減または除去するように、増幅器の出力に電圧を緩やかに印加する、または緩やかに除去するように適合されたノイズ低減回路を備える。増幅器の出力における電圧は、DC参照電圧ソース及び/または入力オーディオ信号から生成され得る。] [0009] 本開示の別の側面では、ノイズ低減回路は、電源切断動作時に、増幅器の出力から緩やかに電荷を放電させるように適合された、選択可能な電流経路を備える。増幅器の出力からの電荷の緩やかな放電は、遷移する電圧が、実質的に人間に聞こえる範囲外にある周波数成分を有するように、出力電圧を減少させる。典型的な実施形態では、選択可能な電流経路は、電界効果トランジスタ(FET)のドレイン及びソースに直列な抵抗を備え、選択可能な電流経路は、増幅器の出力と、グランドまたはVss電位レールとの間に結合される。電源切断動作に応答して、制御信号がFETのゲートに印加されてこのFETがオンされ、これにより電荷を、増幅器の出力からグランドまたはVss電位に放電させる。] [0010] 本開示の更に別の側面では、ノイズ低減回路は、DC参照電圧のソースと増幅器の出力との間に結合された、制御可能な抵抗デバイスを備える。更にノイズ低減回路は、電源投入時に、関連付けられたスピーカによりクリック及びポップノイズが生成されることを低減または除去するように、ソースからのDC参照電圧を増幅器の出力に緩やかに印加するように、制御可能な抵抗デバイスの抵抗を減少させる制御信号を生成するように適合された生成器を備える。生成器はランプ信号生成器を備え、制御可能な抵抗デバイスはFETのようなトランジスタを備え得る。] [0011] 本開示の更に別の側面では、ノイズ低減回路は、増幅器の入力に結合された制御可能な抵抗デバイスと、電源投入または電源切断時に、関連付けられたスピーカによりクリック及びポップノイズが生成されることを低減または除去するように、増幅器の入力に入力オーディオ信号が緩やかに印加される、または緩やかに取り除かれるよう、制御可能な抵抗デバイスの抵抗を減少または増加させる制御信号を生成するように適合された生成器とを備える。生成器はランプ信号生成器を備え、制御可能な抵抗デバイスはFETのようなトランジスタを備え得る。] [0012] 本開示のその他の側面、利点、及び新規な特徴が、添付図面と共に考慮される際に、本開示の下記の詳細な説明から明らかになるだろう。] 図面の簡単な説明 [0013] 図1は、典型的な一般的なオーディオシステムのブロック図を示す。 図2は、本開示の実施形態に従った典型的なオーディオシステムのブロック図を示す。 図3は、本開示の別の側面に従ったオーディオシステムについての典型的な制御信号のタイミング図を示す。 図4Aは、本開示の別の側面に従った、電源投入状態に対応してオーディオシステムにより生成される典型的な信号のグラフを示す。 図4Bは、本開示の別の側面に従った、電源投入状態に対応してオーディオシステムにより生成される典型的な信号のグラフを示す。 図4Cは、本開示の別の側面に従った、電源投入状態に対応してオーディオシステムにより生成される典型的な信号のグラフを示す。 図4Dは、本開示の別の側面に従った、電源投入状態に対応してオーディオシステムにより生成される典型的な信号のグラフを示す。 図5は、本開示の別の側面に従った、電源切断状態に対応してオーディオシステムにより生成される典型的な信号のグラフを示す。 図6は、本開示の別の側面に従った典型的なランプ生成器の回路図を示す。 図7は、本開示の別の側面に従った第2の典型的なオーディオシステムのブロック図を示す。 図8は、本開示の別の側面に従った第2のオーディオシステムについての典型的な制御信号のタイミング図を示す。 図9は、本開示の別の側面に従った第3の典型的なオーディオシステムのブロック図を示す。] 図1 図2 図3 図4A 図4B 図4C 図4D 図5 図6 図7 実施例 [0014] 図2は、本開示の実施形態に従った典型的なオーディオシステム200のブロック図を示す。オーディオシステム200は、関連付けられたスピーカの出力において生成されるクリック及びポップノイズを低減、または完全に除去ように適合されたノイズ低減回路を含む。より具体的には、ノイズ低減回路は、変化する電圧の周波数成分が、実質的に人間に聞こえる範囲外となるように、電源投入及び電源切断時に、AC結合キャパシタの両端の電圧の比較的緩やかな立ち上がり及び立ち下がりを供給することにより、このように機能する。] 図2 [0015] より具体的には、オーディオシステム200は、第1オペアンプOPA1、第2オペアンプOPA2、抵抗R1A、R1B、R2A、及びR2B、並びにノイズ低減回路210を備える。ノイズ低減回路210は、ランプ生成器212、第1電界効果トランジスタ(FET)M1、第2FET M2、及び抵抗ROFFを備える。これらのデバイスは、1つまたはそれ以上の集積回路、ディスクリートデバイス、または1つまたはそれ以上の集積回路及び1つまたはそれ以上のディスクリートデバイスの組み合わせとして実装され得る。第1オペアンプOPA1の出力は、AC結合キャパシタCACを介してスピーカ250に結合されるように適合され、これらは共に、オーディオシステム200を組み込む1つまたはそれ以上の集積回路の外部に置かれ得る。] [0016] 第1オペアンプOPA1は、入力オーディオ信号を十分なレベルに増幅して、関連付けられたスピーカ250を駆動するように適合される。本例では、入力オーディオ信号は、正の成分Vip及び負の成分Vimを有する差動信号として構成される。第1オペアンプOPA1は、抵抗R1Bを介して入力オーディオ信号の正の成分Vipを受信するように適合された正の入力(+)を含む。第1オペアンプOPA1はまた、抵抗R1Aを介して入力信号の負の成分Vimを受信するように適合された負の入力(−)を含む。抵抗R2Aは、第1オペアンプOPA1の出力と負の入力(−)との間に結合され、第1オペアンプOPA1の利得を設定するように機能する。第1オペアンプOPA1は更に、オペアンプOPA1をイネーブルまたはディセーブルとする制御信号EN1を受信するように適合された制御入力を含む。] [0017] 第2オペアンプOPA2は、それが第1オペアンプOPA1の出力に生成されるように、DC参照電圧Vrefを受信して、出力するように適合されたボルテージ・フォロワ(voltage follower)として構成される。参照電圧Vrefは、第1オペアンプOPA1についての電源電圧Vddの半分(例えば、Vdd/2)に設定され得る。これにより、第1オペアンプOPA1の出力に生成されるオーディオ信号のダイナミックレンジが改善され、または最適化される。第2オペアンプOPA2は、DC参照電圧Vrefを受信するように適合された正の入力(+)と、その出力に結合された負の入力(−)とを含む。第2オペアンプOPA2の出力は、抵抗R2Bを介して第1オペアンプOPA1の正の入力(+)に結合される。第2オペアンプOPA2の出力はまた、ノイズ低減回路210の第1FETM1のドレインにも結合される。第2オペアンプOPA2は更に、アンプOPA2をイネーブルまたはディセーブルとする制御信号EN2を受信するように適合された制御イネーブル入力を含む。] [0018] ノイズ低減回路210のランプ生成器212は、ランプ生成器212をイネーブルまたはディセーブルとする制御信号EN4を受信するように適合された制御入力を含む。ランプ生成器212は、第1FETM1のゲートに電気的に結合された出力を含む。ランプ生成器212はその出力に、下記でより詳細に説明される上昇ランプ制御電圧Vctlを生成する。第1FET M1のソースは、第1オペアンプOPA1の出力に電気的に結合され、抵抗ROFFを介して第2FET M2のドレインに電気的に結合される。第2FET M2のゲートは、制御信号EN3を受信するように適合されている。第2FET M2のソースは、グランド電位、または相対的に“負(negative)”の電源電圧Vssに結合され得る。オーディオシステム200の動作は、これより説明される。] [0019] 図3は、本開示の別の側面に従ったオーディオシステム200における、典型的な制御信号EN1〜4のタイミング図である。本例では、制御信号EN1〜4は、対応するデバイスがイネーブルにされることを示す高論理レベルと、対応するデバイスがディセーブルにされることを示す低論理レベルとを有する2値である。この制御信号EN1〜4は、本明細書で議論されるオーディオシステム200の動作を得るように、その他の方法で構成されても良い。タイミング図では、t1、t2、t3、及びt4で示された4つの特定の時刻がある。第1の時刻t1は、オーディオシステム200の電源投入動作の開始を示す。第2の時刻t2は、ランプ制御電圧Vctlがその最終的な値(例えばVdd)に達する時を示す。第3の時刻t3は、第1オペアンプOPA1がイネーブルとされた時刻を示し、電源投入動作の終了の印となる。第4の時刻t4は、オーディオシステム200の電源切断動作の開始を示す。] 図3 [0020] 時刻t1の前、制御信号EN1、EN2、及びEN4は全て低論理レベルとされ、制御信号EN3は高論理レベルとされる。よって、これらの論理レベルにより、第1及び第2オペアンプOPA1〜2並びにランプ生成器212はディセーブルとされ、そして第2FETM2はオン状態とされて、第1オペアンプOPA1の出力を効果的に接地する。時刻t1では、制御信号EN2及びEN4が低論理レベルから高論理レベルに遷移し、制御信号EN3が高論理レベルから低論理レベルに遷移する。制御信号EN2及びEN4の高論理レベルは、第2オペアンプOPA2及びランプ生成器212をイネーブルとし、制御信号EN3の低論理レベルは、第2FET M2をオフさせる。] [0021] 第2オペアンプOPA2をイネーブルにすることにより、DC参照電圧Vrefが第1FETM1のドレインに生成される。ランプ生成器212をイネーブルにすることにより、制御電圧Vctlが、下記でより詳細に議論されるように、比較的緩やかに(in relatively smooth fashion)上昇する。第2FET M2がオフされることで、第1オペアンプOPA1の出力とグランドまたはVss電位との間の電流経路が取り除かれる。] [0022] 緩やかに上昇する制御電圧Vctlは、第1FETM1の抵抗RDSを、比較的緩やかに減少させる。第1FET M1の抵抗が緩やかに減少することにより、DC参照電圧Vrefが第1オペアンプOPA1の出力に印加される。結果として、DCブロッキングキャパシタCACの両端の電圧は、上昇電圧の周波数成分が、一般的に人間に聞こえる範囲外に実質的にあるように、比較的緩やかに上昇する。これにより、オーディオシステム200の電源投入時における、関連付けられたスピーカ250によってクリック及びポップノイズが生成されることを抑制し、または低減出来る。] [0023] ランプ電圧Vctlは、時刻t2でその最終または最大電圧に達するまで上昇し続け、それは実質的にVddに一致するように設定され得る。時刻t3では、第1オペアンプOPA1をイネーブルにするため、制御電圧EN1が低論理レベルから高論理レベルに遷移し、ランプ生成器212をディセーブルにするため、制御電圧EN4が高論理レベルから低論理レベルに遷移する。第1オペアンプOPAをイネーブルにすることで、第1オペアンプはその出力に、出力オーディオ信号と、抵抗R2Bを介して第2オペアンプOPA2によってその正入力(+)に印加されるDC参照電圧とを生成するようにされる。第1オペアンプOPA1の出力における電圧は、ノイズ低減回路210によって既に実質的にDC参照電圧とされているから、第1オペアンプOPA1をイネーブルにすることは、その出力のDC電圧に実質的な変化をもたらさず、またこれにより、関連付けられたスピーカ250によりクリック及びポップノイズが生成されることを低減し、または除去(eliminate)出来る。ランプ生成器212をディセーブルにすることにより、制御電圧Vctlは実質的にゼロ(0)ボルトに低下され、これにより第1FETM1はオフされる。] [0024] 時刻t3及びt4の間、制御信号EN3及びEN4は、オーディオシステム200の安定状態または通常動作の期間にノイズ低減回路210を効果的にディセーブルとするために、低論理レベルにされる。これらの論理レベルを低論理レベルにすることで、第1及び第2FETM1及びM2はオフされ、すなわちノイズ低減回路210は、残りのオーディオシステム200の動作に対して重大な影響をもたらさない。時刻t3及びt4の間の安定状態または通常動作の期間、第1オペアンプOPA1は、差動入力オーディオ信号Vip及びVimを増幅するように動作する。第2オペアンプOPA2は、第1オペアンプOPA1の出力にDC参照電圧Vrefを生成し続けるように動作し、出力オーディオ信号のダイナミックレンジを改善する。] [0025] 上で述べたように、時刻t4は、オーディオシステム200の電源切断動作の開始を示す。本時刻では、制御信号EN1〜2が、それぞれ第1及び第2オペアンプOPA1〜2をディセーブルとするために、高論理レベルから低論理レベルに遷移する。同時に、制御信号EN3が、第2FETM2をオンするために、低論理レベルから高論理レベルに遷移する。抵抗ROFF及び第2FET M2はグランドへの電流経路を形成して、DCブロッキングキャパシタCACの両端の電圧を緩やかに減少(dissipate)させる。抵抗ROFFは、オーディオシステム200の電源切断時におけるクリック及びポップノイズを低減または除去するよう、遷移する電圧の周波数成分が人間に聞こえる範囲の外にあるように、出力電圧の緩やかな減少をもたらすよう構成される。] [0026] 図4A〜Dは、本開示の別の側面に従った、電源投入状態に対応した、オーディオシステム200で生成される典型的な信号のグラフを示す。より具体的には、図4Aに示すグラフは、ランプ生成器212によって生成される制御電圧Vctlの時間変化を例示する。図4Bに示すグラフは、第1FETM1の抵抗Rdsの時間変化を例示する。図4Cに示すグラフは、オーディオシステム200の出力電圧Vopの時間変化を例示する。図4Dに示すグラフは、関連付けられたスピーカ250の両端の電圧Vloadの時間変化を例示する。] 図4A 図4B 図4C 図4D 図5 図6 図7 図8 図9 [0027] 図4Aのグラフに例示するように、ランプ生成器212で生成される制御電圧Vctlは、ゼロ(0)ボルトからVddに実質的にリニアに上昇し得る。時刻t1とt2の間のある時刻で、ランプ電圧Vctlは第1FETM1の閾値電圧と交差する。これにより、第1FET M1は十分に電流を流し始める。これは、第1FET M1の抵抗Rdsの比較的緩やかな低下を例示する図4Bのグラフにより良く示されている。緩やかに低下する第1FET M1の抵抗Rdsは、第2オペアンプOPA2により生成されたDC参照電圧Vrefを、オーディオシステム200の出力に印加する。これは、時刻t1のゼロ(0)ボルトから、時刻t2で実質的にDC参照電圧Vrefに緩やかに上昇する出力電圧を例示する図4Cに、より良く示されている。負荷(例えば、関連付けられたスピーカ250)の両端における電圧Vloadは本質的に、DCブロッキングキャパシタCACによる出力電圧の微分であり、これは時刻t1とt3との間の正弦波の半分の周期を示す。ノイズ低減回路210は、クリック及びポップノイズを低減または除去するために、その周波数成分が、一般的に人間に聞こえる範囲の外となるように、緩やかな負荷電圧Vloadを生成するよう、構成されている。] 図4A 図4B 図4C [0028] 図5は、本開示の別の側面に従った、電源切断状態に対応するオーディオシステム200により生成される典型的な信号のグラフを例示する。より具体的には、図5のグラフは、電源切断時におけるオーディオシステム200の出力電圧Vopの時間変化を示す。図示するように、上記述べたように電源切断動作の開始を示す時刻t4では、オーディオシステム200の出力電圧は、時刻t5においてそれが基本的にゼロ(0)になるまで、比較的緩やかに低減する。ノイズ低減回路210は、クリック及びポップノイズを低減または除去するために、その周波数成分が、一般的に人間に聞こえる範囲の外となるように、緩やかに減少する出力電圧Vopを生成するよう、構成されている。] 図5 [0029] 図6は、本開示の別の側面に従った典型的なランプ生成器600の回路図を示す。先に述べたノイズ低減回路210のランプ生成器212は、ランプ生成器600のように構成され得る。ランプ生成器600は、電流生成器602、pチャネルFETMP1〜4、nチャネルFET MN1〜7、及びキャパシタCLを備える。FET MP1〜4のソースは、正の電源電圧レールVddに電気的に結合され、FET MP2〜4のゲートはFET MP1〜2のドレインに電気的に結合され、そしてFET MN4のドレインに電気的に結合される。FET MP1のゲートはFET MN1のゲートに電気的に結合され、両者は制御信号ENを受信するように適合される。FET MP3のドレインはFET MN5のドレイン及びFET MN5〜6のゲートに電気的に結合される。FET MP4のドレインは、FET MN6〜7のドレインに電気的に結合され、そしてキャパシタCLの第1端に電気的に結合される。] 図6 [0030] 電流生成器602は、正の電源レールVddとFETMN1のドレインとの間に結合される。FET MN1のソースは、FET MN2〜3のドレイン及びFET MN3〜4のゲートに電気的に結合される。FET MN2及びMN7のゲートは、制御信号ENB(例えば、制御信号ENのcompliment)を受信するように適合される。FET MN2〜7のドレインは、キャパシタCLの第2端と同様に、負の電源電圧レールVssに電気的に結合され、これは接地電位であり得る。] [0031] 動作時において、ランプ回路600は、制御信号ENが低論理レベルであり制御信号ENBが高論理レベルである際に、ディセーブルとされる。制御信号ENが低論理レベルとされることでFETMN1がオフ状態とされて、FET MN3及びFET MN3とのミラー構造によりFET MN4に流れる電流が抑制される。また、制御信号ENが低論理レベルとされることで、VddをFET MP2〜4のゲートに結合するFET MP1がオフ状態とされ、これにより、これらのFETはオフされる。制御信号ENBが高論理レベルとされることで、FET MN2及びMN7がオンされ、FET MN3〜4及びMN6〜7の各ドレインが接地されて、これらのトランジスタを流れる電流リークを低減または除去できる。従って、ランプ回路600がディセーブルとされている際には、電流I0〜4は実質的にゼロである。] [0032] 制御信号ENが高論理レベルに遷移し、制御信号ENBが低論理レベルに遷移すると、ランプ回路600はイネーブルとされる。制御信号ENが高論理レベルにされると、FETMN1はオンされ、FET MP1はオフされる。制御信号ENBが低論理レベルにされると、MN2及びMN7がオフされる。FET MN1をオンさせることで、電流源602はFET MN3のドレインに電気的に結合され、トランジスタMN2をオフさせることで、FET MN3のショートまたはバイパスが取り除かれる。これにより、電流I0が、電流源602から、FET MN1及びMN3を介してVssレールに流れるようになる。この電流はまた、FET MN4に電流I1を流す。] [0033] FETMP1をオフさせることで、FET MP1のショートまたはバイパスが取り除かれ、これにより、FET MP2、MP3、及びMP4がオンされる。なぜなら、これらのゲートにはもはやVddは印加されないからである。これにより、電流I1、I2、及びI3が、FET MP2、MP3、及びMP4に流れるようになる。FET MN7をオフさせることで、FET MN6のショートまたはバイパスが取り除かれ、これにより、電流I4がFET MN6に流れるようになる。キャパシタCLの両端のランプ電圧Vctlを生成する出力電流IOUTは、電流I3とI4の差である(例えば、IOUT=I3−I4)。] [0034] ランプ回路400は、比較的小さい出力電流IOUTにより集積回路内に実装され得るキャパシタCLを用いて、ランプ電圧Vctlを生成するよう構成され得る。例えば、FETMN3は、FET MN4のチャネル幅より大きい20倍(20x)のチャネル幅を有するように構成され得る。よって、FET MN3及びMN4のミラー構造により、電流I1は、電流I0より小さく実質的に1/20である(例えば、I1=1/20×I0)。同様に、FET MP2は、FET MP3及びMP4のチャネル幅より大きく5倍(5x)のチャネル幅を有するように構成され得る。よって、FET MP2、MP3、及びMP4のミラー構造により、電流I2及びI3は、電流I1より小さく実質的に1/5である(例えば、I2=I3=1/5×I1)。FET MN5は、MN6のチャネル幅より大きく5/4倍のチャネル幅を有するように構成され得る。よって、FET MN5及びMN6のミラー構造により、電流I4は電流I2の4/5倍である(例えば、I4=4/5×I2)。] [0035] 電流I1が電流I0の1/20であるという事実を用いると、電流I3はI0の観点から次のように表され得る。すなわち、 I3=1/5×I1=1/100×I0 式1 また、電流I2も電流I0の1/100であるという事実を用いると、電流I4はI0の観点から次のように表され得る。すなわち、 I4=4/5×I2=4/500×I0 式2 上記議論のように、出力電流IOUTは次のように表され得る。すなわち、 IOUT=I3−I4 式3 式1及び2のように与えられたI3及びI4を、式3に与えられたI3及びI4に代入することで、出力電流IOUTは次のように表され得る。すなわち、 IOUT=1/100×I0−4/500×I0=1/500×I0 式4 例えば、もしI0として約2マイクロアンペアが選択されたとすれば、出力電流IOUTは約4ナノアンペアになるだろう。このような小さな電流は、キャパシタCLが集積回路内に実装されることを可能とし、それでもなお、電源投入動作時に、関連付けられたスピーカ250によりクリック及びポップノイズが生成されることを低減または除去するように、適切な立ち上がり時間を有するランプ電圧Vctlを供給することを可能とする。] [0036] 図7は、本開示の別の側面に従った第2の典型的なオーディオシステム700のブロック図を示す。その出力にDC参照電圧Vrefを印加し、そしてその出力からDC参照電圧を除去することによるクリック及びポップノイズを低減または除去することに加えて、オーディオシステム700は、入力オーディオ信号に存在するDCオフセット電圧によるクリック及びポップノイズを低減または除去するように構成される。オーディオシステム700の主たるオーディオアンプは、DCオフセット電圧を含む入力オーディオ信号を増幅して、その出力にDCオフセット電圧を生成する。電源投入時に、そのようなDCオフセット電圧もまた、関連付けられたスピーカによってクリック及びポップノイズを生成させる。] 図7 [0037] より具体的には、オーディオシステム700は、第1オペアンプOPA1、第2オペアンプOPA2、及びノイズ低減回路710を備える。第1オペアンプOPA1は、入力オーディオ信号を増幅するように構成される。第2オペアンプOPA2は、第1オペアンプOPA1の出力にDC参照電圧(例えばVref〜Vdd/2)を供給して、出力オーディオ信号のダイナミックレンジを実質的に改善または最適化するように構成される。ノイズ低減回路710は、DC参照電圧Vrefを第1オペアンプOPA1の出力に供給することにより、関連付けられたスピーカ750によってクリック及びポップノイズが生成されることを低減しまたは除去するように適合され、DCオフセット電圧は、第1オペアンプOPA1の出力となる入力オーディオ信号に与えられる。] [0038] より具体的には、第1オペアンプOPA1は、入力抵抗R1A及びFETM3(これはノイズ低減回路710の構成要素である)を介して、入力オーディオ信号の負の成分Vimを受信するように適合された負の入力(−)を含む。第1オペアンプOPA1はまた、入力抵抗R1B及びFET M4(これはノイズ低減回路710の構成要素である)を介して、入力オーディオ信号の正の成分Vipを受信するように適合された正の入力(+)を含む。第1オペアンプOPA1は更に、AC結合キャパシタCACを介して、関連付けられたスピーカ750に結合された出力を含む。フィードバック抵抗R2Aは、第1オペアンプOPA1の出力と負入力(−)との間に結合される。第1オペアンプOPA1は、制御信号EN2を受信するように適合された入力を含む。] [0039] 第2オペアンプOPA2は、第1オペアンプOPA1の正入力端子(+)にDC参照電圧Vrefを生成するボルテージ・フォロワとして構成される。第2オペアンプOPA2は、DC参照電圧Vrefを受信するように適合された正の入力(+)を含む。第2オペアンプOPA2はまた、その出力に結合された負の入力(−)を含む。第2オペアンプOPA2の出力は、抵抗R2Bを介して第1オペアンプOPA1の正入力(+)に電気的に結合される。第2オペアンプOPA2は、制御信号EN1を受信するように適合された入力を含む。] [0040] ノイズ低減回路710は、ランプ生成器712、FETM1〜M4、抵抗ROFF、並びに制御信号EN2、EN2B、EN5、及びEN5Bに応じて制御可能なスイッチを備える。より具体的には、FET M1は、第2オペアンプOPA2の出力に電気的に結合されたドレイン、第1オペアンプOPA1の出力に電気的に結合されたソース、及び制御可能なスイッチEN5を介してランプ生成器712に電気的に結合されたゲートを含む。FET M2は、抵抗ROFFを介して第1オペアンプOPA1の出力に電気的に結合されたドレイン、グランドまたはVssに電気的に結合されたソース、及び制御信号EN3を受信するように適合されたゲートを含む。] [0041] FETM3は、抵抗R1Aを介して入力オーディオ信号の負の成分Vimを受信するように適合されたドレイン、第1オペアンプOPA1の負の入力(−)に電気的に結合されたソース、及びFET M4のゲートに結合され、制御可能なスイッチEN2を介してランプ生成器712に電気的に結合されたゲートを含む。FET M4は、抵抗R1Bを介して入力オーディオ信号の正の成分Vipを受信するように適合されたドレイン、第1オペアンプOPA1の正の入力(+)に電気的に結合されたソース、及びFET M3のゲートに電気的に結合され、制御可能なスイッチEN2を介してランプ生成器712に電気的に結合されたゲートを含む。制御可能なスイッチEN2Bは、FET M3及びM4のゲートと、グランドまたはVssとの間に電気的に結合される。制御可能なスイッチEN5Bは、FET M1のゲートと、グランドまたはVssとの間に電気的に結合される。オーディオシステム700の動作については、以下に説明する。] [0042] 図8は、本開示の別の側面に従ったオーディオシステム700についての、典型的な制御信号のタイミング図を示す。タイミング図は、t1〜5と示された5つの着目する時刻を含む。時刻t1は、オーディオシステム700の電源投入動作の開始、より具体的には、関連付けられたスピーカ750によりクリック及びポップノイズが生成されることを抑制または解消するように、第1オペアンプOPA1の出力にDC参照電圧Vrefを緩やかに印加するプロセス、の開始を示す。時刻t2は、第1オペアンプOPA1の出力にDC参照電圧Vrefを緩やかに印加するプロセスの終了を示す。時刻t3は、関連付けられたスピーカ750によりクリック及びポップノイズが生成されることを抑制または解消するように、第1オペアンプOPA1の入力への入力オーディオ信号(これはDCオフセット電圧を含み得る)の結合の開始を示す。時刻t4は、第1オペアンプOPA1の入力に入力オーディオ信号を結合させるプロセスの終了を示す。そして時刻t5は、オーディオシステム700の電源切断動作の開始を示す。] 図8 [0043] 時刻t1より前は、制御信号EN1、EN2、EN4、及びEN5は低論理レベルにあり、制御信号EN3は高論理レベルにある。本設定では、第1及び第2オペアンプOPA1〜2及びランプ生成器712はディセーブルとされ、FETM1、M3、及びM4はオフ状態とされ、制御可能なスイッチEN2及びEN5はオープンの状態にあり、制御可能なスイッチEN2B及びEN5Bはクローズの状態にある。] [0044] 時刻t1では、制御信号EN1、EN4、及びEN5は低論理レベルから高論理レベルに遷移し、制御信号EN3は高論理レベルから低論理レベルに遷移する。制御信号EN1が高論理レベルになることで、第2オペアンプOPA2は、その出力及びFETM1のドレインにDC参照電圧Vrefを生成するようにされる。制御信号EN5が高論理レベルになることで、制御可能なスイッチEN5はクローズの状態とされ、制御可能なスイッチEN5Bはオープンの状態とされる。制御信号EN4が高論理レベルになることで、ランプ生成器712は、第1ランプ制御電圧Vctl1を生成し始める。制御信号EN3が低論理レベルになることで、FET M2はオフ状態とされる。] [0045] 時刻t1とt2の間で、上昇する第1制御電圧Vctl1は、前述の先の実施形態を参照して前により詳細に議論したように、関連付けられたスピーカ750によりクリック及びポップノイズが生成されることを低減または除去する方法で、第1オペアンプOPA1の出力にDC参照電圧Vrefを緩やかに印加するように、FETM1の抵抗RDSを比較的緩やかに減少させる。時刻t2まで、第1オペアンプOPA1の出力における電圧は、実質的にDC参照電圧Vrefにあるはずである。時刻t2において、制御信号EN4及びEN5は、高論理レベルから低論理レベルに遷移する。これにより、ランプ生成器712がディセーブルとされ、制御可能なスイッチEN5がオープンとされてランプ生成器712がFET M1のゲートから分離され、そして制御可能なスイッチEN5BがクローズとされてFET M1のオフ状態が確実にされる。] [0046] 時刻t3においてイネーブル信号EN2及びEN4は、低論理レベルから高論理レベルに遷移する。制御信号EN2が高論理レベルになることで、第1オペアンプOPA1がイネーブルとされ、制御可能なスイッチEN2がクローズされ、そして制御可能なスイッチEN2Bがオープンとされる。制御信号EN4が高論理レベルになることで、ランプ生成器712は、第2ランプ制御電圧Vctl2を生成し始める。時刻t3とt4の間、上昇する制御電圧Vctl2は、FETM3及びM4の抵抗を比較的緩やかに減少させる。これにより、そのDCオフセット電圧を含む入力オーディオ信号が第1オペアンプOPA1の入力に緩やかに印加され、ひいては第1オペアンプOPA1の出力に印加される。これは、関連付けられたスピーカ750によりクリック及びポップノイズが生成されることを抑制または解消する方法で行われる。] [0047] 時刻t4とt5の間、オーディオシステム700は、入力オーディオ信号を増幅して十分な電力レベルの出力オーディオ信号を生成し、これにより関連付けられたスピーカ750を駆動することで、通常モードまたは安定状態モードで動作している。通常または安定状態動作の期間、制御可能なスイッチEN2はクローズしたままであり、ランプ生成器712は高論理レベルを生成して、FETM3及びM4のオン状態を維持する。上記で議論したように電源切断動作の開始を示す時刻t5において、制御信号EN1、EN2、及びEN4は、高論理レベルから低論理レベルに遷移し、制御信号EN3は、低論理レベルから高論理レベルに遷移し、そして制御信号E5は低論理レベルを維持する。このことは、第1及び第2オペアンプOPA1〜2並びにランプ生成器712をディセーブルとし、そしてFET M2をオンさせることで、オーディオシステム700をそのオフモードにする。FET M2がオンすることで、キャパシタCACの両端の電荷は、クリック及びポップノイズが関連付けられたスピーカ750で生成されることを抑制するように比較的緩やかに減少(dissipate)される。抵抗ROFFは、キャパシタCACの両端の電荷の比較的緩やかな減少をもたらすように構成され得る。] [0048] 図9は、本開示の別の側面に従った、第3の典型的なオーディオシステム900のブロック図を示す。オーディオシステム900は、関連付けられたスピーカにオーディオシステムが直接結合されるような場合(例えば、AC結合キャパシタが設けられない)における、クリック及びポップノイズを低減または除去するように構成される。より具体的には、オーディオシステム900は、オペアンプOPA1、抵抗R1A、R1B、R2A、及びR2B、FETM3及びM4、並びにランプ生成器902を備える。これらのデバイスは、1つまたはそれ以上の集積回路、ディスクリートデバイス、または1つまたはそれ以上の集積回路と1つまたはそれ以上のディスクリートデバイスとの組み合わせで実装され得る。] 図9 [0049] より具体的には、オペアンプOPA1は、抵抗R1A及びFETM3のドレイン及びソースを介して、入力差動オーディオ信号の負の成分Vimを受信するように適合された負の入力(−)を含む。オペアンプOPA1はまた、抵抗R1B及びFET M4のドレイン及びソースを介して、入力差動オーディオ信号の正の成分Vimを受信するように適合された正の入力(+)を含む。入力オーディオ信号が差動信号として構成されなくても良いことが、当然理解される。抵抗R2Bは、オペアンプOPA1の正の入力(+)と、Vssまたはグランド電位との間に結合される。オペアンプOPA1は、フィードバック抵抗R2Aを介して負の入力(−)に結合された出力を含む。オペアンプOPA1の出力は、AC結合キャパシタを介在することなく、関連付けられたスピーカに結合され得る。ランプ生成器902は、FET M3及びM4のゲートに結合されて、電源投入及び/または電源切断動作期間に、それらにランプ制御信号を供給する。オペアンプOPA1及びランプ生成器902は共に、制御信号EN1を受信するイネーブル入力を含む。] [0050] 動作においては、オーディオシステムが電源投入される前には、制御信号EN1は低論理レベルとされて、オペアンプOPA1及びランプ生成器902はディセーブルとされる。電源投入時、制御信号EN1は、低論理レベルから高論理レベルに遷移する。これにより、オペアンプOPA1及びランプ生成器902はイネーブルとされる。ランプ生成器902は、FETM3及びM4の抵抗を緩やかに減少させる上昇ランプ制御電圧Vctlを生成する。これは、入力オーディオ信号(Vim及びVip)をオペアンプOPA1の入力に緩やかに印加する効果がある。入力信号になんらかのDCオフセット電圧がある場合、FET M3及びM4の抵抗を緩やかに減少させる効果により、増幅されたDCオフセット電圧は、オペアンプOPA1の出力に緩やかに現れるようになる。ランプ生成器902は、オペアンプOPA1の出力において遷移するDCオフセット電圧が、関連付けられたスピーカ950によるクリック及びポップノイズの生成を低減または除去するように、制御電圧Vctlを生成するように構成され得る。] [0051] 通常動作または安定状態動作の期間、ランプ生成器902は、FETM3及びM4のオン状態に維持するために高論理レベルの制御信号Vcltを生成し続け、これにより入力オーディオ信号をオペアンプOPA1の入力に結合させる。電源切断動作に応答して、制御信号EN1は高論理レベルから低論理レベルに遷移して、オペアンプOPA1及びランプ生成器902をディセーブルとする。あるいは、ランプ生成器902は、FET M3及びM4の抵抗を緩やかに増加させるように、下降ランプ電圧を生成するように構成され、これにより、入力オーディオ信号を、オペアンプOPA1の入力から緩やかに分離し得る。これにより、オペアンプOPA1の出力における電圧は、クリック及びポップノイズが関連付けられたスピーカ950により生成されることを抑制または除去するように、緩やかに減衰される。] [0052] 1つまたはそれ以上の典型的な実施形態では、述べられた機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、それらの機能は1つまたはそれ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶され、或いは伝送され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの持ち運びを助ける任意の媒体を含むコンピュータ記憶メディア及び通信メディアの双方を含む。記録媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であって良い。例として、これに限定するもので無いものとして、このようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク媒体、磁気ディスク媒体またはその他の磁気記録デバイス、または命令またはデータ構造の形で所望のプログラムコードを運びまたは保持するために使用され、そしてコンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体を含むことが出来る。また、あらゆる接続が、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、そのソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信されるならば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk and disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、一般的に、磁気によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザによって光学的にデータを再生する。上記の組合せもまたコンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。] [0053] この発明は種々の側面に関連して述べられてきたが、この発明は更なる変形が可能であることが理解されるだろう。この出願は、一般に本願の原理に従い、そして本願の関連する技術内の慣行及び知識内にあるような本開示からの逸脱を含む発明の変形、用法、または適合をカバーすることを意図される。]
权利要求:
請求項1 入力オーディオ信号を受信するように適合された入力と、出力オーディオ信号を生成するように適合された出力とを含む増幅器と、関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、前記増幅器の前記出力にDC電圧を印加する、または前記出力からDC電圧を取り除くように適合されたノイズ低減回路とを備えるオーディオシステム。 請求項2 前記増幅器はオペアンプを備える、請求項1のオーディオシステム。 請求項3 前記ノイズはクリック及びポップノイズを含む、請求項1のオーディオシステム。 請求項4 前記ノイズ低減回路は、電源切断動作時に、関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、前記増幅器の前記出力から電荷を緩やかに減少させて、前記電圧を減少させるように適合された、選択可能な電流経路を備える、請求項1のオーディオシステム。 請求項5 前記電流経路は、制御可能なスイッチに直列接続された抵抗素子を備える、請求項4のオーディオシステム。 請求項6 前記抵抗素子は抵抗を備え、前記制御可能なスイッチは、前記抵抗に直列に結合されたドレイン及びソース、並びに制御信号を受信するように適合されたゲートを有する電界効果トランジスタ(FET)を備える、請求項5のオーディオシステム。 請求項7 前記DC電圧を生成するように適合されたソースを更に備える、請求項1のオーディオシステム。 請求項8 前記ノイズ低減回路は、前記DC電圧のソースと前記増幅器の出力との間に結合された、制御可能な抵抗デバイスと、電源投入動作時に、前記関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、前記制御可能な抵抗デバイスの抵抗を減少させる制御信号を生成して、前記DC電圧のソースから前記増幅器の前記出力に前記DC電圧を緩やかに印加するように適合された生成器とを備える請求項7のオーディオシステム。 請求項9 前記生成器はランプ生成器を備え、前記制御可能な抵抗デバイスは電界効果トランジスタ(FET)を備える、請求項8のオーディオシステム。 請求項10 前記ランプ生成器は、第1電流を生成するように適合され、制御信号に応じて選択可能な第1電流経路と、第1ミラー比で前記第1電流に関連する第2電流を生成するように、ミラー形式で前記第1電流経路に結合された第2電流経路と、第2ミラー比で前記第1電流に関連する第3電流を生成するように、ミラー形式で前記第1電流経路に結合された第3電流経路と、容量素子とを備え、前記容量素子は、該容量素子に第4電流が流れるように、前記第2及び第3電流経路に結合され、前記第4電流は、前記第2及び第3電流の差であり、前記制御電圧は、少なくとも部分的に、前記容量素子の両端に生成される、請求項9のオーディオシステム。 請求項11 前記増幅器の前記出力における前記DC電圧は、前記入力オーディオ信号に与えられたDCオフセット電圧から生成され、前記ノイズ低減回路は、前記増幅器の前記入力に結合された、制御可能な抵抗デバイスと、電源投入動作または電源切断動作時に、前記関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、前記DCオフセット電圧を、それぞれ前記増幅器の前記入力に緩やかに印加する、または前記入力から緩やかに取り除くよう、前記制御可能な抵抗デバイスの抵抗を減少または増加させる制御信号を生成するように適合された生成器とを備える、請求項1のオーディオシステム。 請求項12 関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、オーディオシステムの出力にDC電圧を印加すること、または前記出力から前記DC電圧を取り除くこと、を備えるオーディオシステムの動作方法。 請求項13 前記ノイズはクリック及びポップノイズを含む、請求項12の方法。 請求項14 前記オーディオシステムの前記出力から前記DC電圧を取り除くことは、前記オーディオシステムの前記出力から電荷を緩やかに減少させること、を備える請求項12の方法。 請求項15 前記オーディオシステムの前記出力から前記DC電圧を取り除くことは、前記オーディオシステムの電源切断動作に応答する、請求項12の方法。 請求項16 前記オーディオシステムの前記出力に前記DC電圧を印加することは、前記オーディオシステムの前記出力に前記DC電圧のソースを緩やかに結合すること、を備える請求項12の方法。 請求項17 前記オーディオシステムの前記出力に前記DC電圧を印加することは、前記オーディオシステムの電源投入動作に応答する、請求項12の方法。 請求項18 前記DC電圧は入力オーディオ信号から生成される、請求項12の方法。 請求項19 出力オーディオ信号を生成するために入力オーディオ信号を増幅する手段と、前記増幅する手段の出力にDC電圧を緩やかに印加すること、または前記出力から前記DC電圧を緩やかに取り除くことにより、関連付けられたスピーカによるノイズの生成を低減する手段とを備えるオーディオシステム。 請求項20 前記ノイズを低減する手段は、電源切断動作時に、前記関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、前記増幅する手段の前記出力から電荷を緩やかに減少させて、前記DC電圧を減少させるように適合された、選択可能な電流経路を備える、請求項19のオーディオシステム。 請求項21 前記ノイズ低減回路は、前記DC電圧のソースを、前記増幅する手段の前記出力に可変に結合する手段と、電源投入動作時に、前記関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、前記可変に結合する手段の抵抗を減少させて、前記ソースから前記増幅する手段の前記出力に前記DC電圧を緩やかに印加する制御信号を生成する手段とを備える請求項19のオーディオシステム。 請求項22 前記制御信号を生成する手段は、制御信号に応答して第1電流を選択的に生成する手段と、第1のミラー比で前記第1電流に関連する第2電流を生成する手段と、第2のミラー比で前記第1電流に関連する第3電流を生成する手段と、実質的に前記第2及び第3電流間の差である第4電流を生成する手段と、前記第4電流から前記制御信号を生成する手段とを備える請求項21のオーディオシステム。 請求項23 前記増幅器の前記出力における前記DC電圧は、前記入力オーディオ信号に与えられたDCオフセット電圧から生成され、前記ノイズを低減する手段は、前記増幅する手段に前記入力オーディオ信号を結合する手段と、電源投入動作または電源切断動作時に、関連付けられたスピーカでノイズが生成されることを低減または除去するように、前記結合する手段の抵抗をそれぞれ減少または増加させて、第2オフセット電圧を含む前記入力オーディオ信号を、それぞれ前記増幅する手段の前記入力に緩やかに印加する、または前記入力から緩やかに取り除く除去する制御信号を生成する手段とを備える請求項19のオーディオシステム。
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